登園時の荷物として必需品のおむつは、毎日在庫を確認して一枚一枚に名前を書いて持っていかなければなりません。
私も二人の子どもは保育園に通っていたのでよくわかります…!
登園時の荷物についてはおむつに限らず、お着替えやお昼寝タオル、靴など…本当に大荷物です。
お子様が一人・二人といるご家庭では荷物の2倍になっていて、大きな荷物を持って登園することになりますから、手が塞がります。自転車で登園するにも前後に子どもを乗せて、かつ大荷物で、転倒など思わぬ事故が起きかねません。
保育園に通う保護者の皆さんはお仕事しながら通っているので、帰宅してからも夕飯・お風呂・片付けなど家でのタスクもいっぱいです。。
保育園の準備物が少しでも減ると子どもと接する時間もできるのかなと思います。
最近では、おむつの定額サービス“おむつのサブスクリプション”を導入している私立保育園をよく見かけるようになりました。
区立保育園でも導入して、荷物の負担を減らせないか、質問してきました。

保護者側のメリット
①おむつの持参が不要なので在庫管理の必要がなくなる
②一枚一枚名前を書かなくていい
保育士側のメリット
①在庫切れで貸し出したおむつの報告がなくなる
②はかせ間違えがなくなる
保育園側の課題
①保管場所の確保
②利用する/しない児童の管理

発言をご紹介します

様々なところでサブスクリプション事業が立ち上がっておりますが、保育施設で使用するおむつを定額で利用できるサービス、おむつのサブスクリプション等を取り入れている保育施設を見かけるようになりました。

区立では全園導入しておらず、私立では3分の1の園で導入しているということです。
保育園の送迎では、たくさんの荷物と子どもを連れての登降園、また、2児、3児などになると荷物の量も2倍、3倍になります。荷物も重い、自転車も重い、子どもも重いと、自転車の転倒事故につながりかねません。徒歩やベビーカーでの場合でも、子どもがぐずってしまうと保護者も余裕がなくなってしまい、送迎中の思わぬ事故につながることも考えられます。
おむつは結構かさばりますので、その分の荷物が減るだけでも保護者の負担は心身ともにかなり軽減されると思います。おむつの保管場所、費用面などの課題があると思いますが、導入している私立園の事例を共有していただいて、区立園でも改修・改築中の園もあるかと思いますので、ぜひその工事の計画をする際には、サブスクリプション用品の保管場所などの確保も検討をしていただけたらと思います。また、おむつ以外にも口拭きや食事エプロン、コット用のタオルのサブスクリプションも出てきておりますので、併せて検討していただきたいと思います。

令和5年度、区立保育園でテスト導入へ!

その後の議会にて、区立保育園で“おむつのサブスクリプション”をテスト導入すると、区長から発言がありました!
テスト導入にあたり、見えた課題や進め方の事例を保育園間でも共有していただきながら、多くの園への導入の実現へぜひ進めていただきたいとお伝えしてきました。

令和5年10月より区立保育園全40園で導入!

保護者が利用登録をすることで、おむつとおしり拭きが月額2,508円(税込)で制限なく利用できます。
おむつ1枚1枚の記名や保育園ロッカーへの補充が不要になり、保護者の皆様の負担軽減になりますように。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kodomo/kodomo-hoyou/kodomo-hoyou-hoikuen/20230713113012.html


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