小一の壁の一つで、共働きの家庭では朝の時間を考えていかなければなりません。
保育園では朝7時30分から預かりができるけれど、小学校に上がると、大体8時10分から校門が開くため、校門の前で待つか、鍵を持たせて一人で家を出るような状況を想像します。
放課後支援などを行うNPOの調査によると、子どもの小学校入学に当たって働き方の見直しをされたという方、検討されたという方が50.7%、実際に働き方を変えた人は37.9%ということで、具体的には時短勤務の変更や、正社員から別の雇用形態に変更ということでした。

品川区の現状は?

Q. 保育園に登園する時間が8時より前の園児はどれぐらいいるか?
A. 区立園に通う中から、およそ4分の1が8時より前に来ている
(R6年度の予算特別委員会)
R6年夏のすまいるスクールの保護者向けにアンケート結果
すまいるスクール登録者1万1,467人を対象に利用意向等を調査し、5,414人から回答
そのうち約5割の方が利用したいと回答

令和7年から小学校を開放し朝の居場所を確保

そういった実態や調査を受けて、令和7年から朝の居場所の施行実施をスタートしました。
※実施校は順次拡大する予定です。

朝の児童の居場所確保事業