予算特別委員会では、保育施設への指導検査の実施状況について質問しました。

保育園や認可外保育施設は、子どもの命を預かる場所です。区では定期的に指導検査を行い、その結果をホームページで公表しています。

公表されている資料を見ると、私立認可保育園の文書指摘事項の数が年々減少しています。一見すると良い傾向に見えますが、その理由や実態について確認しました。また、施設の設備などハード面の改善状況の確認方法についても質問しました。

Q&A

Q:保育園の指導検査における指摘事項は減っているように見えますが、安全対策や運営が改善してきた結果なのでしょうか。

A:
指導検査で文書指摘があった場合、事業者の改善状況を確認し、改善が完了した段階で公表しています。

令和7年度については、現在も改善対応中の事業者がいるため、公表上の指摘件数が少なく見えているとのことでした。

Q:認可外保育施設では「便器の数が不足している」などハード面の指摘もあります。改善はどのように確認しているのでしょうか。

A:
施設設備などのハード面については、すぐに改善が難しい場合もあります。そのため、施設移転などを含めた改善計画書を提出してもらい、その内容を踏まえて「改善済み」としているケースもあるとのことでした。

Q:改善計画書が提出された場合、その計画通りに改善が進んでいるかは確認されていますか。

A:
計画書に基づく改善状況については、指導検査の中で確認していくとのことでした。


Q:病児保育施設も保育施設の一つですが、指導検査は行われていますか。

A:
病児保育施設は児童福祉法上の「病児保育事業」に位置づけられており、必要に応じて検査を行う仕組みとなっています。
そのため、保育園のような定期的な指導検査は現在行われていないとのことでした。

Q:病児保育施設についても安全確認の体制を強化する考えはありますか。

A:
今後の指導検査体制については、検討・研究していくとの答弁でした。

保育施設の指導検査は、子どもたちの安全を守るための重要な仕組みです。今回の質疑を通じて、改善が進んでいる部分もある一方で、設備などのハード面については改善計画の提出で「改善済み」と扱われるケースがあることも分かりました。

特に安全に関わる事項については、書類だけでなく現地での確認を徹底する体制が重要だと感じました。

また、病児保育施設については、共働き家庭を支える重要なサービスとして利用が広がっています。予約システムの導入など利便性の向上も進んでいますが、子どもが病気の状態で利用する施設だからこそ、安全確保と運営の適正性を確認する仕組みも必要だと考えています。

引き続き、保護者が安心して子どもを預けられる環境づくりを求めていきたいと思います。