子どもの自転車練習と公園ルール
予算特別委員会では、子どもの自転車安全教育と、公園でのルールについて質問しました。
最近、保護者の方から
「子どもが自転車の練習をできる場所が少ない」
という声をいただくことがあります。
実際、近年はキックバイク(ストライダーなど)の普及もあり、子どもが自転車に乗れるようになる年齢は早まっています。
一方で、幼い頃に自転車に触れる機会が少なく、大人になっても自転車に乗れない人が増えているという調査もあります。
幼児期から自転車に触れる機会が増える中で、
- 幼児や保護者への交通安全教育は十分に行われているのか
- 子どもが自転車を練習できる場所は確保されているのか
- 公園でのルールのあり方
こうした視点から質問しました。
幼児への自転車安全教育はどうなっているのか
Q
子どもが自転車に乗れる年齢が低くなっている中、
幼児や保護者に対する交通安全教育はどのように行われているのか。また自転車利用が広がることについて、区としてどのように受け止めているのか。
A
未就学児への安全教育の機会は多くはないが、
・区内すべての保育園・幼稚園に交通安全教育本を配布
・保護者と一緒に安全について学ぶ機会をつくっている
・自転車安全利用のパンフレットを保護者へ配信
また、国のガイドラインでは
- 保護者
- 保育園・幼稚園
- 行政
が連携して安全教育を行うことが示されている。
東京都でも未就学児向けの安全教育事業が検討されており、品川区としても参加する予定。
公園で自転車練習ができないという声
一方で、保護者からこんな声も届いています。
「公園にキックバイクの禁止看板があり、練習ができない」
実際に私も、文庫の森公園の看板を確認しました。
そこには
キックバイクなどのペダルなし二輪遊具の使用禁止
と明記されていました。

Q
自転車やキックバイクの乗り入れを禁止している公園は何か所あるのか。
また文庫の森公園でこの看板が設置された経緯は。
A
公園は原則として自転車の乗り入れは禁止。
ただし
幼児の自転車練習は保護者の安全管理のもとで認めている。
しかし
- 文庫の森公園
では利用者トラブルが多く、
自転車利用者が泣いてしまうような状況もあり、
やむを得ず細かいルールを記した禁止看板を設置した。
なお
- 東品川公園(交通公園)
- しながわ区民公園
では自転車の貸し出しも行っている。
看板は段階を踏んで設置された
Q
禁止看板を設置する前に、注意喚起などの段階はあったのか。
A
曖昧な看板を設置した際に
「良いのか悪いのか分からない」という苦情が増えたため、
地域や利用者の意見を踏まえ
より明確なルールを示す看板に変更した。
ボール遊びのルールづくりの進捗
私が一般質問で取り上げた
ボール遊びができる環境づくりについても確認しました。
A
現在
・公園の一般的なルールを整理
・ホームページで周知を開始
さらに
・公園ルールのチラシを作成
・学校などにも配布予定
その後、
各公園の状況に応じた看板の見直しを進める予定。
今回の質疑で改めて感じたのは、
公園は多くの人が使う場所だからこそ、
「自由」と「安全」のバランスがとても難しい
ということです。
- 小さな子どもは自転車の練習をしたい
- ボール遊びをしたい子どももいる
- 静かに過ごしたい方もいる
それぞれの利用者がいる中で、
トラブルを防ぐためにルールが厳しくなるケースもあります。
一方で、
子どもの成長や遊びの環境も大切にしたい。
だからこそ、
- 分かりやすいルールづくり
- 保護者への周知
- 公園ごとの実情に応じた運用
が重要だと感じました。
私自身も子育て中の母として、
子どもたちが安心して遊び、成長できる環境づくりを引き続き議会で取り上げていきたいと思います。