タブレットが児童・生徒一人に一台配布されるようになり、2年が経とうとしています。
教育のICT化が進んでいく中、ほとんどの授業では一部にタブレットを活用しているというところです。
しかし、学校と保護者間の連絡がまだまだ紙が多く、あるところでは1週間に40枚以上の紙の配布物があったと聞きました。
オンラインでお便りが確認できると通勤中や休憩中に予定や持ち物の確認ができて、急な対応でも気持ちの面では少しよくなるのではないかと思います。
その一方で「紙で欲しい!」という意見もあるのだと思います。
大事な資源、大切に使っていくためにも連絡のオンライン化は全校で進めていただきたいという思いで質問をして参りました。

R5年度に学校ホームページをリニューアル!

区立学校のホームページについては、

  • 更新の頻度
  • 表示メニューの項目や順番

などの部分で学校ごとに違いがあるという意見がこれまでも出ています。
学校選択制を導入している品川区としてはメニューについてはある程度、項目を統一した方が比較のしやすいページになると思っています。

R5年度、学校ホームページシステムのリニューアルを予定しています。
これによって、今と比べて段違いに更新がしやすくなり、
セキュリティを考慮した情報発信を可能にする保護者専用ページができるようです。
今までは決められたPCでの更新に限られていたところ、現場の職員がスマホやタブレットといった端末で更新が可能に!
そして、その保護者専用ページでのお便り配信という形で、連絡のオンライン化ができるようになります。
リニューアルはR5年秋頃を予定しています。

発言をご紹介します

学校と保護者間の連絡がまだまだ紙のお便りが多いという声が届いています。あるご家庭では、夫婦間で共有するのに、紙のお便りをスキャンしてメールなどで送り合っているということでした。
通勤途中や、休憩中、外出先でもさっとスマホからお便りを見ることができて、行事や準備品がすぐに確認できる状態になると品川区の子育て世帯のニーズに応えられると思います。帰宅してから夕飯の準備や宿題のチェックなど大忙しですので。また紙の節約にもなるのではと思います。
配布するプリントのデジタル化は以前も委員も発言されていましたが、支援員に助言をもらいながら、まだ対応していない学校でプリントの配布をオンライン化を全校で実施していただきたいと思いますが、学校において連絡のオンライン化の進め方、どのように考えていらっしゃるか、うかがいます。

学校システム運営費、学校ホームページ経費について、事項別説明資料を見るとCMS再構築委託(11,944,240円)とあり、ホームページの仕様が大きく変わるのかなと思います。
学校ホームページに関して、議事録を確認していると、以前にも「更新の頻度」「表示メニューの項目」の部分で、学校ごとに違いがある、というご発言があり、さらにサイドメニューの項目順番もそれぞれ違うので、学校の比較がしづらいのではないかという発言を確認しています。実際に調べていた時にそう感じたところだったので
今回はどのような改変がありますか?内容をお知らせください。
改変の際に、メニューの統一など、必要な情報についてはある程度、統一感をもった形にする予定はありますでしょうか?
またこちらは全ての区立学校が対象になりますか?

学校選択制を取り入れている品川区だから、どうやって学校を選ぶか、保護者・児童にとっては検討材料が多い方がしっかり選べると思います。
また、、学校のことは子供のお友達の兄弟からの情報ということが多く、一人っ子やお友達と別の学区になると、なかなか情報がないまま入学する方も多いようです。今回の更新では学校の普段の生活などもわかるように、ある程度更新マニュアルと言いますか、職員が更新をしやすいように、操作の面と・学校のホームページ運用の方向性まで、サポートする講習などをせっかくの機会なのでいかがでしょうか?

学校ホームページの改修について、学校情報を発信する際、セキュリティのかかっている保護者専用ページを用意して、内容によってはそちらを利用するということです。
学校と保護者間の連絡方法について、この改修で保護者専用ページができましたら、お手紙のデータなどを格納して見てもらえるようにするといった形で、連絡のオンライン化ということはできますでしょうか?
また、例えば保護者会の出欠や、イベントの参加、などのアンケートもオンラインでできますか?よく、「切り取って持たせてください」という物もあると思います。