先日のシンポジウムに続き、
今回はライフジャケットを使った安全教育が行われている狛江第一小学校の水泳の授業を見学してきました。

日本ライフセービング協会のライフセーバーが講師となり、
海や川などの自然での溺れが多いことや、
溺れた時の対応についてわかりやすい説明ののちに実技へ。

  • 水着と着衣での入水ではどのような違いがあるか
  • 着衣で背浮きはできるか
  • ビート板を補助に使って浮いてみる
  • ライフジャケットを着て浮き、進んでみる

衣服が濡れたらどうなるのか、サンダルは脱げないのか、
実際に経験すると、どういう服装で水辺のレジャーを楽しむべきか、
みなさんそれぞれで思うことがあったのではないかと思います。
長く浮くためには手の動きが大事。ビート板を使って手の動きの練習をしたり、
このような流れでライフジャケットのような浮力があるものの大切さを学びました。

授業の終わりには児童から、


「実際に体感することで、何が必要なのかがわかるようになった。
浮く姿勢を練習することや、ライフジャケットを用意しておきたい。」

などの感想が!
子どもたちから親世代への安全意識の働きかけはとっても重要です!
お家でも話してくれるといいな・・。

(私たち親も安全教育や知識のアップデートが必要です。。)

水泳の授業を民間へ委託

こちらの小学校は学年によってクラス数が多いこともあり、学校のプールだけでは足りないといった課題があったよう。
この日の授業が、今年初めて学校のプールに入ったというクラスのみなさん。
泳ぎ方を教わる授業は、民間のスイミングスクールへ行って受けているそうです!
民間での水泳の授業5時間 + 学校での安全教室1時間
スイミングスクールと連携することで、天候に左右されずに、専門性の高い授業が受けられます。教員の負担も減りそうですね。

地域と連携をして、安全教育や専門性の高い授業を子どもたちにしていけるように品川区でも取り組んでまいりたいと思います。
見学にご協力いただいた日本ライフセービング協会の皆様、狛江第一小学校の皆様、ありがとうございました!!